振動ファイトとは、振動で動くペーパークラフトロボットの紙相撲です。
従来の紙相撲と違い、土俵だけが揺れるのではなく、ロボットそのものが動くのです。
振動するロボットを闘わせる事で、ロボットそのものに制作やセッティングの違いで性能差が生まれ、よりマニアックなホビーに発展させる事が狙いです。
しかし、ロボットだからといって制作に高価な費用が必要とは限りません。
工夫次第では、数百円の費用で作れてしまいます。
ワンコイン(500円玉一枚)でも作れるロボットでコンテストをやろう!
これを実現できるのは、振動メカとペーパークラフトしかない。
軽い紙だらか、振動でも激しい動きを見せてくれる。
チープでもリアルなロボットが闘う奥の深い遊びをやろう!
そんな思いから、振動ファイトの開催を決意しました。
早いもので、それから6年が過ぎました。
当初、振動ファイトはペーパークラフトオンリーイベント「ペパコン」のイベント内イベントとして細々と続けておりました。
もしかしたら、私の知らない所で大会が開催されていたかも知れません。
ペパコンも2012年度の開催をもって、最後の開催となってしまいました。
振動ファイトだけは、別イベントで企画参加として辛うじて生き残り、ペーパークラフトの面白さを広めていく事に尽力していきたいと思う次第です。
今までの反省点を踏まえ、もっと手軽に振動ファイターを作れるためのキットもリリースいたしました。
フレーム式のファイターがリリースされた事により、お手軽さとマニアックさの両立を図れればと思います。
今後は、色々なイベントで振動ファイトを開催できるように活動していこうと思います。
振動ファイトを広めれば、振動ファイターのニーズも高まるでしょう。
そうすれば、イベントなどで活躍されている全国のペパクラ作家の皆様も振動ファイターをリリースして下さるのではないかと期待しております。
面白い振動ファイターがリリースされれば、益々振動ファイトも盛り上がり、いつかはブレイクするのではないかとの叶わぬような思いですが、行動しなければ、何にもなりません。
今は、合同会社 紙喜社というペーパークラフト設計を生業とする企業の代表という立場で、振動ファイトをプロデュースする形になっております。
おかげさまで、良きパートナーとなって頂ける企業も見つかり6年目にして、確かな進歩を遂げました。
今後とも、ペーパークラフトと振動ファイトを宜しくお願いいたします。